▲大カツラ群を探索すべく山に分け入り、幹周を計測するメンバー
6月4日:里の巨木(岩手県花巻市)
6月4~5日の2日間、東北巨木調査研究会のメンバーによる「春の巨木探索会」があり参加。・子安地蔵尊かつら(花巻市上根子) 幹周19m(H9計測の現地案内板)
【巨木の里(花巻市大迫町内川目)】
ここの〈早池峰国定公園マップ〉 によると、この地域にある市の天然記念物5本の巨木のうち、「稲荷神社の千本桂」「白山杉」「山祇桂」「才ノ神のサワラ」の4本しか見当たらないが、「上住郷のカヤ」はこの案内板の斜め向かいにあった。・内川目 稲荷神社の千本桂(花巻市大迫町内川目)幹周※30m(「人里の巨木たち」)
・白山杉(花巻市大迫町内川目久出内)幹周約11.5m(H1 現地案内板)
・山祇桂(花巻市大迫町内川目久出内)幹周(株周)約20m(H11 現地案内板)
・才の神のサワラ(花巻市大迫町内川目久出内)幹周 5.8m(「人里の巨木たち」)
6月5日:奥羽山脈の探索
・北奥羽の巨木群(主としてカツラ) 幹周10m~20m。場所は現在非公開。故あって、場所を特定できるようなものなど公開できない写真等もあるのが残念だが、大丈夫そうなところを探してみる。
とにかく数10m間隔で幹周10m~15mのカツラがあり、中には20m前後のものも幾つかあった。カツラがすごいので他の木をないがしろにしてしまうほどであった。そのうち10m以下のものはいちいち見ている余裕がなくなってしまった。
▲熊が剥いだと思われる爪痕 ▲山の恵み
一生分のカツラを見てしまったような気さえする探索であった。
・【枯死】一本木のコブニレ(奥州市水沢区佐倉河字一本木)幹周9.3m(「人里の巨木たち」)
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